25年間パワーリフティングの現役選手を続けるのは容易なことではありません。三土手大介さんご自身も若い時の無理なトレーニングにより頚椎・腰椎そして肘までボロボロ・・・現役引退の危機がありました。藁をも掴む思いで様々な治療法を試してみましたが、改善することはありませんでした。
三土手さんが、ようやく辿りついたのは老舗格闘技団体「パンクラス」の審判部長を務める廣戸聡一氏主宰の整体施術院「廣戸道場」。廣戸道場で「これはダメだ。うちじゃ治せない」「治してトレーニングすできるレベルじゃないよ」と言われ、三土手さんは衝撃を受けます。しかし、その衝撃は期待に変わり、その後も廣戸道場に通ううちに、廣戸聡一氏から「人間には体の使い方のタイプがあること」「そのタイプにあった体の使い方をしないと壊れる」という話を聞きます。
これが三土手さんと「4スタンス理論」の出会い。その後、三土手さんは日本人が重量級の世界チャンピオンになるのは無理と言われていた常識を覆し、世界チャンピオンになります。