パワーリフティングは「ベンチプレス」「スクワット」と、床からバーベルを引き上げる「デットリフト」の3種目で構成され、各3回トライし、一番良い記録のトータル重量で競います。
2000年、三土手さんは世界パワーリフティング選手権125kg級に出場し世界チャンピオンに。その時の記録は1トン。パワー系競技の重量級で日本人が優勝することは無理と言われた常識を覆した瞬間でした。
高校3年生の時、既にウェイトトレーニングをしていた三土手さんは、パワーリフティングという競技をはじめて知り全日本高校生大会に出場。「優勝できる」と自信を持って出場するも結果は3位。そこから三土手さんのパワーリフティング人生が始まります。
1993年、110kg級全日本選手権史上最年少優勝(当時20歳)を皮切りに、日本パワーリフティング選手権優勝19回、全日本ベンチプレス選手権優勝17回、その他4つの世界タイトルを獲得しました。
自己ベスト記録は、スクワット435kg、ベンチプレス360kg、デッドリフト320kg、トータル1060kg。