「競歩」ってどの位のスピードで歩いていると思いますか?実は、1kmをわずか4分程度で歩いてしまうのです。普通に歩いた場合、一般的には1km15分と言われていますので、如何に速いかが分かります。そこで、今回は日本陸連審判部員である藤崎明先生に「競歩の歩き方の基本」を教えていただきました。
「両足が同時に地面から離れてはいけない」「着地した時に膝が曲がってはいけない」という競歩のルール。このルールに沿って、できるだけ速く歩くためには「歩幅を広くして、つま先を上げる」のがポイントです。歩幅を広くするためには、腰をひねって上手に使うこと。そして腕を後ろに大きく引き、腕の振りを大きくすること。このようなことを意識して歩くと、ハムストリングス、腹部の深層筋肉、肩甲骨をかなり使っていることに気づきます。つまり、多くの女性が気にかけている部分を集中的に動かすことができるのです。気になりますよね? ぜひ、チャレンジしてください。
日本競歩を強くする会 http://www.makinomikai.or.jp/tsuyokusurukai.index.htm