武蔵流忍術 其ノ二 by 武蔵一族

今回は、「吹き矢」と「剣術」を紹介します。「吹き矢」は「息を吹くだけ」というイメージがありますが、矢だけではなく筒の口をつける部分にも毒が塗ってあったとなればどうでしょう?取り扱いは慎重になり、筒に口をつけないで吹かなければなりません。手裏剣ほどではありませんが「吹き矢」もそれなりの技術が必要になります。驚くべきは、やはり相手に吹き矢を取られたことを想定し筒にも毒が塗ってあったという危機管理意識の高さです。また自分の吹き矢だとしても筒に口をつけられない・・・「ついうっかり」が赦されないわけですから、忍者は精神面でも超人的だったと想像できます。

「剣術」は「居合い(抜刀)」を見せていただきました。忍者の剣術は常に不利な状態から如何に相手を斬るかが重要です。そのため普通の「居合い」とは雰囲気が違います。「居合い」は刀を抜かないで相手を制する・・・つまり「気」によって相手を制することが究極の目的だとしたら、忍者の場合は「居合い」というより、正に「抜刀(ばっとう)」。「気」を無くして相手に悟られずに斬る・・・これが究極の目的ではないでしょうか。

忍者が刀を持つことはほとんど無かったそうですが、このような「居合い(抜刀)」が今も継承されているのは、恐らく侍に扮して仕事をすることも多かったと推測できます。

 

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