去る2012年12月16日、日本のリングに初登場し1ラウンドKO勝利した松田干城(マツダタテキ)選手のインタビューです。高校時代、野球をやりながら“格闘技ごっこ”の延長で新空手の大会に出場し、いきなり準優勝。彼が格闘技に目覚めた運命的な大会でした。格闘技だけではなく、将来はスポーツに従事したいという想いからスポーツ栄養学を学びに渡米し、そこで超過激な格闘技として知られるUFCに出会います。今でこそUFCに参戦する日本人はいますが、当時はアンダーグラウンドな格闘技。UFCを目指すファイターたちに刺激を受け、松田選手はアジア人初のUFCファイターと呼ばれるようになりました。
彼に注目する理由の一つは、UFCの本場アメリカ仕込みのファイターであること。日本と練習環境、練習方法が違うアメリカで、日本人がどこまで成長するのか?同じ階級であっても、骨格が違う白人や黒人に比べパワーやスピードが劣っている日本人(黄色人種)が、どのように戦っていくのか?とても興味があります。
先日行われた日本での初試合の相手は韓国人選手。見事に結果を残したのですが、「まだまだ、こんなもんじゃない」と期待が膨らみます。今後の活躍がとても楽しみです。
松田干城オフィシャルブログ http://ameblo.jp/tech8mma/