【 Run-Fit 】とは、ランニング効果を高める為のフィットネス。今回はウォームアップ、フォームづくりの一部を3回に分けてご紹介します。
【 Run-Fit 】の目的は、大きく分けて二つ。
1.効果的に身体を使う準備をする。
2.参加する筋肉の数を増やす(目覚めさせたり・増やしたり)。
→筋肉の参加量が増え、特定の部位への依存の少ない効率の良い走りへ
(基礎筋力が備わり、自然とキレイな身体のラインへ)
この結果、パフォーマンスUPや代謝量や消費カロリーへ繋がり、目標達成に近づきます。
第一回目のテーマは、とにかく【肩甲骨】へのアプローチ。
ランニングにおいて、なかなか効率よく肘を後ろに引けて、肩甲骨を使えているランナーは多くはありません。肩甲骨を様々な動かし方を行なっていけるように、前半から盛り込んでいます。(肩甲骨周囲の硬さが感じられた為)
1.肩の奥の筋肉へのアプローチ
・肩の付け根周りから、親指は内側・外側。
・片手ずつからは、エックス(X)字を描くように
2.肩甲骨の可動域へのアプローチ(肩甲帯)
・3段階に分け、様々な動かし方をする事で、より肩甲骨を活性化させ、可動域の向上をさせる
3.速い動作から肩甲骨周辺の筋肉へアプローチ
4.スクワットを行い、前側の太もも周辺の筋肉の温度を上げ、持っている機能を使いやすくする。
・膝とつま先の関係を確認しながら、ランニング時の着地時の内側に膝が入らないように、身体にメモリーをさせています。
5.フロントランジでお尻周りからハムストリングスまで、意識的に動かし筋肉を覚醒させる。
・後ろ足の親指で地面押す意識・肩甲骨から背骨のラインの動きなど、複合的な動きを入れメインの部分につなげていく。
飯山大輔オフィシャルブログ:http://daisukeiiyama.blogfit.jp/
Heartful Runners 主宰
ランニングアドバイザー
飯山大輔