ライフル射撃 PART-5「伏射」

ライフル射撃「伏射」編です。これまでご紹介した「立射」「膝射」の中でも最も安定した射撃姿勢です。裏を返せば「伏射」のミスが試合結果を左右する可能性が高いということ。トップレベル選手ともなれば、極わずかな集中力の乱れが、結果に大きく影響するということ。

50m離れた標的を狙っているわけですから、手元の数ミリのブレが、何センチもの違いになって現れます。動画の中では、モニターで標的が拡大されていますが、実際の標的はわずか直径14.5cmの大きさしかありません。その中心の直径約1cmの円が10点です。「凄い!」としか言いようがありません。

撮影余話

今回撮影にご協力いただいた小林選手、小泉選手にライフル射撃の楽しさを聞いてみました。お二人ともやり始めて腕が上達していく(標的に当たるようになっていく)過程は、とても楽しかったそうです。現在は国内トップレベルの選手なので、結果を求められるため、正直楽しいことより辛いことの方が多いそうです。それはトップアスリートの宿命でもあるわけですが、是非2016年、2020年五輪を狙って欲しいと思います。皆さんも応援してください。

 公益社団法人 日本ライフル射撃協会

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