短剣道には「胴」や「喉」への突き技、「小手」や「面」への打ち技、そして相手の竹刀を持っている腕を押さえたり抱え込むなど「相手の体を制して突く」制体技があります。
短剣道では、竹刀を片手で持ち、もう一方の手は「制体技」の時に使います。「突き技」や「打ち技」は一般的な剣道に似ています。とても興味深いのは、その昔、銃剣術や剣術などとの異種試合が行われていたこと。恐らく銃剣術や剣術と同等もしくはそれ以上に実戦的な点が認められ正式化されたと思います。戦後、長い間行われていなかったため、短剣道の発展は遅れましたが、何と言っても防具が剣道とほぼ同じですから、今後参加人口が増え、さらに進化・発展する可能性は高いと思います。昨今、剣道対なぎなたなどの異種試合があります。ぜひ、対剣道、対なぎなた、対銃剣道などの試合を見てみたい・・・そう思いませんか?