武蔵流忍術「体術」前編です。忍者は人間の体は「こうすれば、こうなる。」という構造的なことを熟知していました。そのため自分より大きく力が強い相手でも簡単に倒すことができました。これは合気道の業にも通じているように思います。また忍者は人間の体の潜在能力を引き出すこともできました。映像では分かりにくいのですが、習志野さんの肩甲骨や胸のあたりは信じられないほど自由自在に動きます。この自由自在に体を操作できることが武蔵流体術の奥義のひとつです。体を器用に動かすことで相手の力を、抜いたり、利用したりすることができます。
合気道などを体験したことがない人は、この動画を見て「ウソでしょ?」と疑いたくなると思います。しかし、一度体験すると思わず笑ってしまうほど、その凄さ、人間の体の神秘に感動します。