中尾和子の「深呼吸リレー」②

中尾和子が全ての人に提案する、
いつでも、どこでも、誰でもできる呼吸運動第二弾です。

たった1回の呼吸をするだけで、
肋骨の間にある筋肉が躍動し、胸郭を広げたりせばめたりします。

同時に横隔膜は上下に動きます。
その横隔膜を通る大血管やリンパ管はしごかれ、
体液の速やかな循環が促されます。

まわりの内臓もゆっくりマッサージされます。
6億個もある小さな肺胞の毛細血管で酸素が取り込まれ、
真っ赤な血液が身体中をめぐります。

意識した深い呼吸運動はさらに身体をダイナミックに機能させます。
たくさんの小さな関節がなめらかにすべり、それに関わる筋肉や組織がしなやかさを取り戻します。
生きるエネルギーをあふれさせ、疲労物質は除去されます。

60兆個もの細胞ひとつひとつが呼吸しています。
身体の60%ほどを占める体液(血液やリンパ液など)は
止めどなく流れています。
内臓の蠕動運動も、身体を支え動かす筋肉も、
あらゆる臓器・器官は休むことなく動き続けています。
生きていることは動いていることです

今を無事に生きているからこそ、今までの日常を奇跡と感じるからこそ、
自分の「からだ」に意識を向けて、
わずかな時間の中で、
自分だけのために、
「からだ」と語り合いましょう。

緊張していることに気づいたとたん、ふわっと身体がゆるみます。
それが一瞬であっても、心は休めます。