ライフル射撃 SPIN-OFF

ライフル射撃「番外編」です。ご出演いただいた小林直史選手、小泉茉優選手は大学生。撮影中は真剣そのものですが、撮影の合間には大学生らしさを垣間見ることができました。

わずかなミスが勝敗を左右するライフル射撃競技、しかも将来の五輪選手として活躍が期待される両選手。しかし、銃を持たない時の二人は、トップアスリートとは思えないような脱力感があり、それがとても新鮮な魅力でした。言い方を換えれば「大人しい」「冷静」「落ち着いている」と言えそうですが、この両選手に合う表現は「脱力感」・・・力みが全くない!のです。

インタビュー撮影の前に「普段はどんなトレーニングをしていますか?」と聞くと「普段ですか?特にやってません。」とさらり。「何かやってるでしょ?」と聞くと、「別に・・・」。「ランニングとかやってるでしょ?」と聞くと、「ええ、まぁ・・・たまに走るくらいかな・・・」と、両選手ともこんな感じでした。(笑)

また、銃はとても繊細に調整できるという話を聞いていたので、「自分に合うように銃を調整するのは、時間も掛かって、かなり大変だったでしょ?」と聞くと、「いろいろ調整できると思うんですけど、買った時のままです。」と。しかも両選手とも同じ反応。何とも言えない脱力感があるのです。この脱力感こそ、ライフル射撃に必要な才能なのかもしれません。

公益社団法人 日本ライフル射撃協会

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