江戸町方十手捕縄扱い様 総集編

時代劇には欠かせない武器「十手」は日本諸国で定着した武器術でした。1700年代、八代将軍徳川吉宗公の時代。幕府御下命の下、当時十手の名手として名高かった三州吉田藩(現豊橋市)藩士の亀井孫六重村(柳生流十手術第四代宗家)が日本諸国に伝承する三十数派の十手術の粋を集めて編纂したものが「江戸町方十手捕縄扱い様」です。

「江戸町方十手捕縄扱い様」は十手術と捕縄術から構成されています。十手術の特徴は「相手に止めを刺さない」こと。そして相手を縄で拘束する「捕縛術」の特徴は「結び目をつくらない」ことです。

結び目をつくらない・・・江戸時代当時、縄の「結び目」は「恥」の象徴であったため、万一誤認逮捕であった場合に備え「結び目」をつくらない方法で相手を拘束していたそうです。その術は現在においても秘伝であり公表していただくことはできませんでした。とても興味がありますが、取材が出来ませんでしたので予めご了承ください

正木会

其の二

其の三

其の四

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